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【FXと原油】OPEC、非OPEC産油国が経済に与える影響とは?

OPEC
  • 原油価格ってなに?そもそも原油って?
  • OPEC?非OPEC?
  • 原油価格が経済に与える影響とは?
  • 原油価格と金利・為替・株価の関係性とは?

最近、コロナの影響で騒がれている原油価格。原油価格の動向は、金利や為替を考える上でもとても重要です。

[chat face=”woman1.jpg” name=”初心者さん” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]そもそも「原油」って何ですか?[/chat]

今回は「原油の基礎」について解説していきたいと思います!

目次

現代社会に欠かせない原油

[box04 title=”原油”]油田から掘り出したままの石油のこと。ガソリン・灯油・重油・経由・ナフサ(プラスチックの材料)などになる。原油量の単位は「バレル」。バレルとは「樽」を意味している。1バレルは約159リットル。[/box04]

[chat face=”woman3.jpg” name=”初心者さん” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]車に使うガソリンや暖房でも使う灯油とかに使われているんですね。私たちの生活には欠かせませんよね![/chat]

〜日本と原油の関係〜

日本は原油のほぼ全量を輸入に頼っています。その8割以上は中東産で、その大半がサウジアラビアなどの産油国との直接取引です。

[chat face=”woman1.jpg” name=”初心者さん” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]なぜ海外の輸入に頼ってるんですか?[/chat]

日本で使われる1日に原油使用量は約400バレルなのに対し、新潟県などが産出する産油量はわずか1万バレル程度です。

このようなことから、原油の輸入が止まれば原油に頼りっきりの日本経済はひとたまりもないのです。

原油を産出する地域は主に米国欧州アジアの3ヶ所で消費地ごとに取引市場があります。

アメリカ 欧州 アジア
指標原油 WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油 ブレント原油 ドバイ原油

オマーン産

生産量 約30万バレル/日 約50〜60万バレル/日 ドバイ原油:約7万バレル/日

オマーン原油:約75万バレル/日

先物市場 ニューヨークのマーカンタイル取引所 ロンドンのインターコンチネンタル取引所 東京商品取引所

WTIの先物取引量が世界で最も多く、他の市場の価格形成にも影響を及ぼす原油価格の国際指標をなっています。

アメリカや欧州は現物の原油の取引価格ではなく、原油の先物取引の価格が値決めの基準です。アジアでは、東京工業品取引所や商社が売買する現物市場の価格が値決めの基準です。

〜原油価格決定の歴史〜

1930年代以降は石油メジャー(原油生産〜精製、石油販売まで行っていた欧米の大手石油会社)が原油価格の決定に強い影響力を与えていました。

1970年代には中東などの主要産油国が石油メジャーに対抗するために組織した石油輸出国機構(OPEC)が価格決定の主導権を握ることとなりました。

1980年代にはOPECに加盟しない国の生産拡大などのため、原油取引と価格形成の主役が市場に代わりました。

[chat face=”woman1.jpg” name=”初心者さん” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]OPEC??[/chat]

[chat face=”pig3.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]OPECについてもう少し詳しく解説しましょう。[/chat]

産油国の集まりOPECと非OPEC産油国

OPEC(石油輸出国機構)

[box04 title=”OPEC(石油輸出国機構)”]1960年9月に結成された産油国の団体のこと。本部はオーストリアのウィーン。定例総会は年2回開催され、臨時総会も開催されることがある。[/box04]

[box04 title=”産油国”]石油を産出している国のこと。日常的に石油産出が主な産業になっている国にのみをさすことが多い。[/box04]

2020年1月現在、13カ国が加盟しています。サウジアラビア(←リーダー的存在)・イラク・イラン・クェート・・ベネズエラ・リビア・アラブ首長共和国連邦・アルジェリア・ナイジェリア・アンゴラ・ガボン・赤道ギニア・コンゴ共和国です。

主な目的は以下の通りです。

  1. 加盟国の石油政策の調整・一本化
  2. 石油市場において価格の安定を確保するための手段の構築 など

[chat face=”woman3.jpg” name=”初心者さん” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]産油国の利益を守ろう!!って感じなんですね。[/chat]

近年は非OPEC産油国の油田の生産量が増加している傾向があり、影響力の低下が指摘されています。それでも原油の生産量は世界の約40〜50%前後を占めています。

非OPEC産油国

[box04 title=”非OPEC産油国”]OPECに加盟していない産油国のこと。ガボン(最小生産国)を超える生産国で以下の国々がある。[/box04]

アメリカ(原油産出国第1位)・ロシア(原油産出国第2位)カナダ・アルゼンチン・アルゼンチン・ブラジル・コロンビア・アゼルバイジャン・カザフスタン・メキシコ・トルクメ二スタン・ギリス・エジプト・オーストラリア・中国・インド・マレーシア・タイ・ベトナム・ノルウェー・オマーンなどがあります。

[chat face=”pig3.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]最近では、 OPECの影響力低下が指摘されており、「OPECプラス」という会議を開き、ロシアとも話し合いが設けられたりしています。[/chat]

原油の協調減産とは

[chat face=”woman1.jpg” name=”初心者さん” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]協調減産・・?[/chat]

[chat face=”pig2.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]簡単にいうと「原油が安くなりかけている!安くなりすぎると困る・・・産油国が協力し、世界の原油の産出量を減らして高値を維持しましょう!」ということです。[/chat]

協調減産を説明するために「需要」と「供給」の関係をリンゴを例にしてしたいと思います。

  • リンゴを欲しい人が多い(=需要増) → 値段が上がる
  • リンゴが少ない(=供給減) → 値段が上がる

逆の時は

  • リンゴを欲しい人が少ない(=需要減) → 値段が下がる
  • リンゴが多い(=供給増) → 値段が下がる

[chat face=”pig3.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]需要と供給の関係はこんな感じです。では、原油価格に戻りましょう![/chat]

ちなみに、原油の需要の最大の要因は世界の経済情勢です。つまり、景気ですね。

  • 景気上昇 → 原油の需要が増える → 原油価格は上昇
  • 景気減速 → 原油の需要が減る → 原油価格は下落

2020年4月はコロナの影響で航空業界や多くの産業がストップしており、需要が減っています。このままでは原油価格は下がることになります。

[chat face=”woman4.jpg” name=”初心者さん” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]そうなると利益が減ってしまいますよね?[/chat]

[chat face=”pig4.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]そうです。なので、供給を下げれば価格の維持ができるということになります![/chat]

つまり、原油の供給(原油の生産)をOPEC内で少なくしましょう!というのが協調減産といいます。供給についての解説は下記の通りです。

  • 産油国が採算性重視 → 減産、輸出管理を強める → 原油価格上昇
  • シェア拡大を優先 → 生産量増える → 原油価格下落

供給は産油国の生産動向に左右されます。また、戦争や自然災害による生産設備への打撃などの供給不安につながる要因も価格に影響を及ぼします。

ヘッジファンドなども原油の先物市場で取引をしており、投資・投機マネーの動向でも価格は上下します。

また、最近では供給が増えているとされる、シェールオイルがあります。シェールオイルは北米での生産が急増しています。

[chat face=”pig3.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]ただ、シェールオイルの登場で原油事情が大きく変わってしまいました。[/chat]

シェールオイル・・そもそもシェールって?

[chat face=”woman1.jpg” name=”初心者さん” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]シェールオイル?[/chat]

[chat face=”pig2.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]まずはシェールについて解説しますね。[/chat]

[box04 title=”シェール”]頁岩(けつがん)のことシェールと岩石のことをいい、地下深い頁岩層の岩盤にできた隙間に天然ガスと原油が閉じ込められており、それぞれ「シェールガス」「シェールオイル」という。アメリカやカナダで生産が増えている。[/box04]

以前からアメリカこの資源に注目していました。ですが、採掘するためには技術力と膨大な費用がかかってしまうために諦めていました。

しかし、2006年ころに新技術が登場したことを機にシェールオイルを採掘できるようになったのです。国内の天然ガスの値段が下がり、アメリカのエネルギー事情が大きく変わり、これらのことを「シェール革命」といいます。

そして、2012年にはロシアを追い抜き、世界最大の天然ガス生産国となり、続いて14年にはサウジアラビアを抜いて世界一の原油生産国となりました。

アメリカでは原油に変わりシェールオイルが燃料として活用されるようになり、石油に代わる資源ができてよかったと喜ぶ国がたくさんありました。

しかし、喜ばない国もあったのです。それは産出国の国々です。

シェールオイルの増産で原油価格下落?

このシェール革命は世界に影響を与えました。世界の供給量を一気に増やしてしまったのです。

[chat face=”woman1.jpg” name=”初心者さん” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]えっーと、供給が増えるとどうなるんでしたっけ?[/chat]

[chat face=”pig3.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]先ほども少し触れましたが、供給が増えると石油の値段は下がってしまいますね。[/chat]

シェールオイルを喜ばない国、そう、それは産油国の国々です。

多くの産油国が所属しているOPECは石油価格の下落を防ぐために、生産量を減らそうと話し合いました。ですが、生産量を減らせば価格は上がるかもしれませんが、アメリカに石油シェアを取られてしまいます。

こうしてアメリカ対OPECの価格競争がはじまったのです。

原油は暴落しやすい?

[chat face=”pig3.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]実は原油価格は暴落しやすい性質を持っているんです。どういうことか解説していきましょう![/chat]

[box01 title=”原油生産の特徴”]

  1. 油田開発コストの膨大。償却費と金利に負担が重いため、生産業者は投下資本を早期に回収するように迫られる
  2. 生産施設が完成すると、あとは自動的に原油が出てくるために稼働率がいくらであろうと生産コストはほとんど変わらない[/box01]

これらの特徴があるため、生産業者は生産量を最大にしようとするので、供給過剰となり価格が下がります。

価格が下がると、その分の収入源を補おうとして、さらに増産しようとするために価格が下落するという悪循環に陥ります。

[chat face=”woman4.jpg” name=”初心者さん” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]これが暴落するパターンなのですね![/chat]

原油価格と金利・為替・株価の関係

原油価格と金利

1970〜80年代は以下のような流れでした。

  • 原油価格の上昇 → インフレ率上昇 → 金利上昇
  • 原油価格の下落 → インフレ率下落 →金利下落

最近では、原油価格の物価への影響度は小さくなっているとされ、以下のような流れになってきています。

インフレより原油価格の上昇が家計の消費支出を圧迫している傾向にある → 景気悪化 → 金利上昇が抑制

原油価格と為替

[box01 title=”原油価格が上昇すると・・”]

  • カナダドル・オーストラリアドルなど:原油や鉄鉱石を輸出するために通貨が買われる
  • ドル高:輸入代金の決済通貨としてドルの需要が高まる
  • 円安:日本の貿易収支・経常収支悪化
  • ユーロ売り:インフレ率上昇し、景気悪化(ただし、オイルマネーがユーロ資産に流入するとユーロ高になる)[/box01]

[box02 title=”原油価格が下降すると・・”]

  • カナダドル・オーストラリアドルなど:原油などが買われないために通貨が売られる
  • ドル安:輸入代金の決済通貨としてドルの需要が低くなる
  • 円高:日本の貿易収支・経常収支改善
  • ユーロ買い:インフレ率が下降し、景気好転(ただし、オイルマネーがユーロ資産に流れなくなるととユーロ安になる)[/box01]

[/box02]

原油価格と株価

  • 原油価格上昇 → 金利上昇 → 株価下落
  • 原油価格下降 → 金利下降 → 株価上昇

企業の価格支配力が低下している局面では以下の通りです。

[chat face=”pig4.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]価格支配力とは企業が供給する財の数量を操作することによって市場価格に影響力を与える力のことを言います。[/chat]

原油価格上昇 → 企業コスト上昇 → 価格転嫁できず企業収益減少 → 株価下落

[jin-iconbox01]ただし、原油価格上昇により業績が好転する石油・石炭業の株価は他業種の株価とが反対の動きをすることが多い。[/jin-iconbox01]

まとめ:原油価格は経済を見るためには欠かせない!

では、ここまで解説してきたことをおさらいしましょう。

[box02 title=”原油のポイントまとめ”]

  • 原油とは一般的なガソリン、灯油から企業が生産に使う重油や経由、ナフサまで経済発展に欠かせないもの。
  • 指標原油は、アメリカはWTI(←世界の原油価格の代表値)、欧州はブレンド原油、アジアはオマーン原油/ドバイ原油
  • シェールオイル登場によって米国 VS OPEC産油国へ
  • 原油は一度生産が始まると簡単には生産を止められないため需要と供給のバランスが崩れて暴落しやすい
  • OPECやOPECプラスが協調減産によって原油価格を調整している

〜原油と株価〜

  • 原油価格が上昇→金利上昇→株価下落
  • 原油価格が下落→金利低下→株価上昇

〜原油と為替〜

  • 原油価格が上昇→資源国通貨が買われる/ドル高/円安/ユーロ売り
  • 原油価格が低下→資源国通貨が売られる/ドル安/円高/ユーロ買い

[/box02]

[chat face=”pig3.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]以上が原油の主なポイントになります。ちなみに2020年5月は1バレル33ドルです。[/chat]

[chat face=”woman2.jpg” name=”初心者さん” align=”left” border=”yellow” bg=”none” style=””]なぜ原油が為替や株価に影響するのかわかりました![/chat]

[chat face=”pig2.jpg” name=”ぶた博士” align=”left” border=”blue” bg=”none” style=””]原油、為替、株価などは切り分けて考えるのではなく、これらは常にそれぞれ影響しあっていることを頭に入れておきましょう![/chat]

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