
FXで資金管理は重要!ってそれはわかるけど、どんな方法があるの?



では、私が実践している資金管理方法を伝授しましょう!
「FXで資金管理は重要です」と良く聞くと思います。でもどんな資金管理ルールを作っていいかわからない人は多いですよね。
資金管理のルール化ができてない人は今は稼げていても必ず破滅します。
なぜなら人間は「金欲」には勝てず、稼げたらもっと稼ぎたい、早く稼ぎたいと次から次へと欲が出てきて、それを制御できなくなるからです。
ではどうしたら、自分をコントロールしながら最短で資金を増やせる資金管理方法を確立できるのか、おすすめの資金管理方法を書いていきたいと思います。
この記事でわかること
- 資金管理ルールの作り方
- 効率的に資金を増やせる資金管理方法
- 大きな損失を回避する方法
- 資金管理ルールを守る方法
【結論】おすすめの資金管理方法と考え方
自分の資金管理方法を作るにあたり、知っておかないといけないのが以下の5つ
- いくらの損失まで自分のメンタルが耐えられるか?
- エントリー前にリスクリワードを考える
- バルサラの破産確率をあてにしない
- 1取引の損失許容額を○%でルール化する
- 1日の損失額上限を決める



この5つを考えながら資金管理ルールを作っていきます!
① いくらの損失まで自分のメンタルが耐えられるか?
損失額とメンタルの関係性は一番重要であり、人によってかなり違ってくるので自問自答してしっかり考えなければいけません!
例えば10万円の資金があり、トレードで1万円損したら絶望してしまう人と全然余裕な人がいます。
この場合、1万円損して絶望してしまう人はその次からのトレードに影響が出るので要注意です。
自分の損失許容額を超えると、取り戻そうとしてもっと負けたり、思考停止してプライベートに影響が出たりと悪循環に陥ります。
FXはお金が欲しくてやるわけですから、失った資金を取り戻そうと思うのは自然なことです。
しかし、勝ちトレーダーになるためにはその考え方は以下のように変えなければいけません。
「損失=負け」ではなく「損失=投資」
損失は会社でいう次に利益を生むための設備投資です。1万円投資して2万円の利益を得る(差し引きプラス1万円)。
投資(リスクをとった/損切り)したから利益が出たのに、投資した分まで回収しようとするのは都合が良すぎると思いませんか?
このように考えれば損失も悪いものではありませんよね。
なので、自分のメンタルが揺らがない程度にしっかりとリスク(投資)をとるということは、安定した利益を生むための最初の作業なのです。
② エントリー前にリスクリワードを考える
エントリーする前に必ず「リスク:損切り位置」と「リワード:利確位置」を設定、または考えておきます。
大事なのは「一度決めた損切り位置は必ず守ること」です。



でもどうやってリスクリワード比率を決めればいいですか?



まずは自分がエントリーしたいと思った位置から何pipsとれそうか、何pips損しそうかを考えましょう!
例)ドル円110円で買い(ロング)でエントリーした場合
「111円まで上がりそうだなー」と思うなら+100pipsとれますよね。反対に自分の予想と逆行した場合を考えて、「109.500まで下がったら当分は上がってきそうにないな」と思うなら損切り位置は109.500となり、−50pipsとなります。
このときのリスクリワード比率は1:2(リスクが1、リワードが2)となります。
最初のうちは利確位置も損切り位置も同じ1:1でも大丈夫です。トレードがうまくなってきたら1.5:2、1:2と徐々に損切り位置を小さく、利確位置を大きくしていきましょう!



これが損小利大というやつですね!
③ バルサラの破産確率をあてにしない
資金管理方法としてどのサイトでも「バルサラの破産確率」が紹介されています。
限界リスク表 | 10% | 20% | 30% | 40% | 50% | 60% | 70% | 80% | 90% | 100% |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0.2 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 98.0 | 72.0 | 5.8 | 0 |
0.4 | 100 | 100 | 100 | 100 | 99.9 | 95.0 | 58.7 | 6.5 | 0 | 0 |
0.6 | 100 | 100 | 100 | 99.9 | 96.1 | 64.1 | 12.4 | 0.1 | 0 | 0 |
0.8 | 100 | 100 | 100 | 99.8 | 78.4 | 26.1 | 1.3 | 0 | 0 | 0 |
1.0 | 100 | 100 | 99.9 | 92.6 | 50.0 | 7.4 | 0.1 | 0 | 0 | 0 |
1.2 | 100 | 100 | 99.1 | 78.4 | 26.0 | 1.8 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1.4 | 100 | 100 | 96.4 | 59.5 | 11.9 | 0.4 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1.6 | 100 | 99.9 | 90.4 | 41.2 | 5.1 | 0.1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1.8 | 100 | 99.7 | 81.1 | 26.8 | 2.2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2.0 | 100 | 99.1 | 69.6 | 16.8 | 0.9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2.2 | 100 | 97.7 | 57.6 | 10.3 | 0.4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2.4 | 100 | 95.2 | 46.4 | 6.3 | 0.2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2.6 | 100 | 91.5 | 36.6 | 3.9 | 0.1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2.8 | 100 | 86.8 | 28.5 | 2.4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
3.0 | 100 | 81.2 | 22.0 | 1.5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
表の見方
まず損益率を出します。
- 平均利益額=50pips
- 平均損失額=25pips
- 損益率=50pips÷25pips=2.0
縦軸の損益率2.0のときの、勝率を見てみましょう。勝率が50%以上あれば破産確率は1%未満になることがわかりますね!



自分のトレードの平均損益率と平均勝率がわかれば、破産確率を簡単に調べることができますね。



しかしこれだけでは資金管理に不十分です!
バルサラの破産確率だけでは「自分の資金に対していくら投資すればいいのか」わかりません。
トレードには損切りがあるため、ポジションサイズ(ロット数)を決めていないと1取引の損失額が安定しません。
つまり、ポジションサイズを考えないと同じ50pips損した時でも5万円の損失の時もあれば、1万円の損失の時が出てきます。
FXトレードにおいて損失額が安定しないのは致命的です。



バルサラの破産確率を見て「よし!勝率は50%で、損益率は2.0でいこう!」と思って実際にそうできるなら、あなたは資金管理に困っていないでしょう。
バルサラの破産確率は勝率と損益率から成り立っているので、勝率と損益率がトレードするたびに違ってくれば破産確率も変動します。
このようにバルサラの破産確率だけに頼っても、トレードのたびに損失額や勝率が変わる初心者のうちはあまり当てにならないのです。
そのため「今の現状を把握するために使う」ことに留めておきましょう。



バルサラの破産確率だけでは不十分なのはわかりました!じゃあ何か他に資金管理でおすすめの方法はありますか?



ありますよ!資金管理では「資金の○%を投資する」という考えが大事になります!
おすすめの資金管理方法は、
1取引の損失許容額を○%でルール化する
と考えることです。
つまり、まずは資金に対しての損失許容額を○%でルール化してから、いくら投資するか、どれくらいポジション量(lot数)を保有できるのか決めていきます。
④ 1取引の損失許容額を○%でルール化する
ここでは有名な2%ルールをご紹介します。
損切り2%ルールとは、有名投資本「投資苑2」で紹介されたルールで、最大損失額を証拠金の2%に収めるというシンプルなルール。
優れたトレーダーは損失を2%以内に収めている人が多い。
資金管理2%ルールの際のロット数及び損切金額の計算方法。
公式:トレード資金 × 損失%(2%) = 損失許容額
例)100万円× 2% = 損切り許容額 2万円



これで1回のトレードの最大損切額が2万円で決まりました。
最大損切り額が決まれば、トレードする際に「いくら損するのかわかっている」状態でエントリーできるので、含み損を抱えて慌てることはありません。
また、資金が増えればロット数も増加し、資金が減るとロット数も下げて調整しやすいのでパーセンテージでの管理はおすすめですよ。



損切許容額をパーセンテージで管理すれば、資金の増加にともない安心してロット数も増やしていけますね!
⑤ 1日の損失額上限を決める



1日の最大損失額のおすすめの設定方法ってありますか?



もちろんあります!口座資産に対してパーセンテージで管理するのが最も効率が良いですよ!
1取引の損失許容額と同じように、1日の損失上限額も「口座資産に対して○%損したらやめる」とルールを設定しましょう。
1度負けると、取り返そうとするのが人間です。そしてロットを引き上げて、ムチャなトレードをやり始めます。
こうなるともう止まりません。破滅へようこそ状態。
その日のトレードを強制終了できれば、次の日には負けたという事実を受け入れることができリフレッシュした状態でチャートをみることができます。



連敗しても「今日の損失分は、明日以降また取り返せる」と思える程度の割合にすることがポイントですね。
では、ここからは
- 口座資産の5%で設定した場合
- 損失を5万円に固定した場合
の2パターンで資産推移を検証してみましょう。





1日経てば「取り返そう」とする気はだいぶ薄くなって、冷静にチャートを見ることができます。



FXは毎日勝つことはできませんからね!月単位、年単位でプラス収益を目指します!
【実践編】トーレードでの実際の資金管理方法
では実際にクロス円とドルストレートで資金管理方法を学んでいきましょう!
クロス円の場合
ドル円/投資金100万円の場合
資金×損失%=損失許容額
(例)100万円×2%=20000円
例えばドル円130.00でエントリーして損切りが129.50だった場合は損切幅が0.5円=50pipsです。
損失許容額÷損切り幅=ポジション量
(例)20000円÷0.5=40000通貨



ということで4万通貨でエントリーできる計算になります。
さらに詳しく!
海外口座のXMを例にすると・・・。
XMは1lot=10万通貨、0,1lot=1万通、0.01lot=1000通貨。
1lot=1pips=1000円、0,1lot=1pips=100円、0.01lot=1pips=10円。
損切り位置が−50pipsなので0.4lotでエントリーしておけば損失を−20000円に抑える事ができる。
ドルストレートの場合
クロス円だと1万通貨保有したときの1pipの損益が100円と決まっていますが、ユーロドル(EUR/USD)だと右側のUSDのレートで損益が出てきます。
ドル円のレートが130円だったとすると、ユーロドル(EUR/USD)の1万通貨保有したときの1pipの損益は130円です。
これがユーロポンド(EUR/GBP)ではポンド円のレートを考えます。ポンド円が160円だとすると1万通貨保有したときのユーロポンドの1pipの損益は160円になります。
では実際にユーロドルでドル円130円の場合で計算してみましょう。ステップ1はクロス円の計算と同じです。
資金×損失%=損失許容額
(例)100万円×2%=20000円
ユーロドルで損切り幅30pips=0.3で、1ドル=130円=1.3とすると、
損失許容額÷(損切り幅×損益増減割合)=ポジション量
(例)20000円÷(0.3×1.3)=51282
損失許容額をオーバーしないよう、50000通貨まで保有するようにします。
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