
FXは資金管理がすべてって・・・手法とか環境認識とかのほうがもっと重要じゃない?



いいえ!資金管理が全てと断言できます!手法や環境認識が完璧でも資金管理ができないと確実に破滅しますよ。
この記事を読んでいるあなたも「投資には資金管理が重要です!」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。
5万円、10万円という少ない資金から100万、1000万円と資産を増やしたいなら、レバレッジをかけないと全くお金は増えていきません。
しかしレバレッジには当然リスクがあり、資金管理にきちんと向き合わないトレードを続けていると、資金がいずれ尽きてしまいます。
そうならないためにも、資金管理のやり方をしっかり学び、実践していくことが大切です。



「トレードで億稼ぐ人は億損するリスクを負っている」と思いがちですが、それは違います!しっかりとレバレッジを効かせて、損切りを確実にしながら着実に稼いでいるだけです。
この記事でわかること
- 資金管理の重要性
- レバレッジコントロールのしかた
- 勝てる資金管理の考え方
FXにおける資金管理とは?
資金管理とはズバリ
「投資元本に対して1回のトレードの損失を決め、それを絶対に守る」ことです。
有名な投資家ジョージ・ソロスの名言に「まず生き残れ、儲けるのはそれからだ。」という言葉もあるように、FXで一番やってはいけないのが、証拠金不足による撤退です。
相場から撤退しないためには、自分の投資元本に対してどれくらいの損失まで許容するのか決めることがとても大切になってきます。



相場から撤退せずに生き残っていれば、経験値は積み上がり勝手に稼げるトレーダーになっていくものです。



シンプルだけど、資金管理の全てを物語ってますね!
【具体例】なぜ資金管理を怠ると破産するのか?


資金管理の重要性を理解するために、コツコツ君とハイレバ君の資金推移を見てみましょう。
コツコツ君は資金管理をしっかりしており、1回のトレード損失は資金の○%までとルール化しています。
また、資金の増加にともないレバレッジをあげていきます。このときも資金の○%までとリスクを一定に保ちながらトレードしていきます。
結果はご覧のとおり、コツコツ君は資金が順調に増えています。
一方のハイレバ君はスタートはコツコツ君よりも稼いでいましたが、ハイリスクのトレードを繰り返した結果、メンタルが安定せずチャンス相場(ボラティリティが高い)で破産しました。



これは決して極端な例ではありません。資金管理ができずにFX相場から退場する人は高い確率でハイレバ君のように破産しています。
資金管理で必要な考え方。レバレッジは怖くない!
国内口座のレバレッジは最大25倍、海外口座は最大1000倍まで可能なところもあります。
国内口座と海外口座のレバレッジやロット数の違いはコチラで解説→FX最大の魅力!レバレッジって何?国内FXと海外FXで違いがあるの?
レバレッジ1000倍はどれほどリスクをとっているのか
証拠金1万円で1ドル100円の場合にトレードした際のロスカットされるまでのpips(値幅)は次の通りです。
ロット数 | 実行レバレッジ | ロスカットまでの値幅 |
---|---|---|
1lot(10万通貨) | 1000倍 | 8pips |
0.1lot(1万通貨) | 100倍 | 98pips |
0.01lot(1,000通貨) | 10倍 | 998pips |



証拠金1万円で1ロットでトレードするとドル円が8pips逆行しただけで資金を全て失うことになります。



しかし、レバレッジは自分でコントロールできます。つまりとるリスクは自分で決めれるのです。



さすがに1000倍はただのギャンブルですが、50倍、100倍くらいのレバレッジはかけていきたいところです。そうしないと5万円や10万円の資金から始める人は正直増えません!



でもロスカットが心配です・・・!



大丈夫です!そのために損切り設定があるのですから。



じゃあ、資金の少ない人は海外口座がいいですね!
このレバレッジをどう味方につけるかで、口座内の資金は順調に増えもするし一瞬で失うこともできるわけです。
このレバレッジコントロールで必要な考え方は
「口座資金に対して○%失っても大丈夫!」と自分のメンタルと相談してレバレッジを決めることです。
レバレッジコントロールは思ったより簡単ではありません。
それは口座資金の増減に直接関わるので、「もっと稼ぎたい!」と欲が出てて、レバレッジを掛けすぎて破産してしまう人が非常に多いからです。
自分のメンタルコントロール方法と投資家心理ついてはコチラの記事でさらに詳しく紹介しています→【危険】FXでハマる投資家心理6つと克服する方法とは?
FXで勝つための具体的な資金管理方法
資金管理で重要な考え方は、「自分のメンタルはどれくらいの損失まで耐えられるのか」知ることです。
これを基準に損失額を設定していきます。
口座資金が10万円で1トレードで3万円失ってもへっちゃらな人は、損切り位置を3万円失うところまで設定できますよね。
その後pipsを計算してポジション量を設定していきます。
ポジション量=レバレッジなので、それさえ決めてしまえばいくら損するかわかりメンタルが安定した状態でトレードできます。
詳しいポジション量の設定の仕方や安定して口座資金を増やしていくコツはコチラの記事でさらに詳しく解説しています→FXで勝つための資金管理方法!リスクは資金の何%までとっていい?


コメント