相場の分析に欠かせない分析方法は2種類あるとされています。
一つはファンダメンタルズ分析、もう一つは「テクニカル分析」!!
- テクニカル分析ってなに?
- テクニカル分析でなにがわかるの?
- メリット・デメリットは?

FX初心者の方に知ってほしい基礎的な部分を解説していきたいと思います。
テクニカル分析ってなに?
- 過去にどのような値動きをしていたのかというデータをもとにこれから為替がどう動くのかを判断する
- 通貨の値動きをグラフ化した「チャート」を使う
- 短期の動きがつかみやすい
- 代表的なテクニカル分析:ローソク足、単純移動平均線、ボリンジャーバンド、RSI、MACD、ストキャスティクスなど
テクニカル分析は過去に似たようなチャートパターンがあれば、将来的にも同じようなパターンになることが多いと予測されています。



ちなみに、テクニカル分析のほかにファンダメンタルズ分析があります。これは経済的要因から中長期的に予測する分析なので長期的な目線をもつのに役立ちます。
では次に、テクニカル分析のメリット・デメリットについて解説します。
テクニカル分析のメリット・デメリットとは
- 相場の動きをチャート上で見ることができる
- チャートだけで分析できる
- 経済の知識がなくてもできる
- 分析力を鍛えることで、相場を予測するレベルが上がる
チャートは携帯やパソコンで確認することができます。
相場の動きを分析するトレンド分析(単純移動平均線、ボリンジャーバンド)や買われすぎか・売られすぎかを分析するオシレーター分析(RSI、MACD)などのデータをチャート上に表示して分析することが可能です。
また、チャート上に必要な情報を記載することも可能なため、チャートのみで分析を完結することもできます。
- 実際の相場が過去と同じような動きになるとは限らない
- 突然の出来事に対応できない
- 売買が少し遅れる
- 相場にダマシが起こることがある



相場のダマシってなんでしょうか?



ダマシとは、機関投資家(大きな資金力がある企業など)がわざとシグナルとなるような売買を行い、その逆を突くことで利益を上げようとするケースのことです。
結論、為替相場を完璧に予測することはできません。つまり、テクニカル分析を行なっても過去と同じ動きをするとは限らないのです。
分析した予測とは違う結果になってしまった時は損切りを行う必要も出てきてしまいます・・。
他にも、為替は政治や経済の情勢に大きく影響されます。突然のネガティブサプライズ・ポジティブサプライズが起こったときは通常の相場と違う値動きになることがあるので注意です。



テクニカル分析は過去のデータをもとに作られているから、突然の出来事には対応できないということなんですね・・覚えておきます!
テクニカル分析を勉強し、トレードに生かそう!|まとめ
世の中の勝てないトレーダーの中にはテクニカル分析のみでトレードをして、ファンダメンタルズ分析を疎かにしているトレーダーがすごく多い印象です。
たしかに、チャートにはファンダメンタルズの要素を含んでいると言われていますが、世界経済の流れをつかむ、予想する上で経済を読み解く力は絶対に必要だと断言します!
しっかりと日々のニュースなどで経済情報はかならずチェックして、トレードをするようにしましょう。
たとえば、ファンダメンタルズ分析でその日の経済指標を確認し、取引予定の通貨ペアの経済情報を調べる、あとはテクニカル分析で取引をしていくという感じです。こんなふうに、双方のメリットを用いて取引していくようにしましょう。
ファンダメンタルズ分析についてはこちらのカテゴリーで解説しています>>FXのファンダメンタルズ分析とは?
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